低出生体重児で産まれた次男と家族のきろく

妊娠21週4日で前期破水、32週0日で出産したことから今の日常生活の話。

新生児科の先生との話。

新生児科の先生の話続き。

 

可能性のある合併症の話。

頭の中に出血を起こしたり、消化管に穿孔を起こしたり細菌感染症など。

肺が痛んでしまうと在宅酸素が必要だったり、眼の網膜の血管が伸びずにレーザー治療が必要なことも…

 

色々話を聞いて難しい内容もあったけど、先生が一番気にかけているところは肺だった。

 

気胸

 

この時初めて聞いたけど十分にお腹の中で成長できずに生まれると肺の空気が漏れてしまって上手く呼吸ができなかったり、最悪なことが起こりうると…。

新生児科では緊急で出産になった際にもサポート体制はとっていただけるとのこと。

ただ一番良いのは少しでもお腹の中で成長してから出産になること。

週数が大きくなるにつれて合併症リスクが下がる。

 

正期産の時期でもリスクがあるのは理解しているけど今出産となるとかなり厳しいことになるのは夫婦ともに理解して先生の話を聞いていた。

新生児科の先生との話。

新生児科の先生との話。

 

約束の日、担当の先生が病室まで来てくれて旦那、長男も一緒に話を聞いた。

資料も色々と用意してくれていて難しい話も私たちが理解できるように詳しく話してくれた。

私たちも話の内容が理解できるように質問しながらよく聞いた。

 

内容はざっくり…

 

・胎外生活の準備ができるまでに生まれてしまうこと

・生まれた時に呼吸の手助けをすること

気管挿管、薬の処方など

・生まれてから体温調節できるようになるまで保育器に入ること

・点滴が必要であること

・口からチューブを入れて栄養を届けること

 

など

 

なんとなく想像したりネットで検索して予想していた内容を被るものもあった。

 

それから話は続いて可能性のある合併症の話もしてもらった。

転院してからの気持ち。

転院してきてから気持ちがかなり穏やかになってきた。

22週目に入ったこともあるけど病院での環境が変わってかなり楽になった。

病院の先生や看護師さん達が命を救おうと動いてくれているのがわかる。

 

後から振り返っても病院の環境が変わってストレスが軽減されたことで自分自身の思考がプラスになったなと思う。

転院候補が2ヶ所あった中でこの病院に決まって本当によかった。

 

明日は新生児科の先生との話がある。

旦那が長男も連れてくる予定になっていたので明日が楽しみだった。

22週0日。

MFICU入院2日目。

朝から診察や仕事関連の手続き等やることが多かった日だったけど

まさにこの日は私の待ちに待った日だった。

 

今日で22週0日。

今まで切迫流産だった診断が切迫早産になった。

 

病名が変わった。たった数日違いで対応してくれることが変わる。

まだまだ先は長いけれど一つの大きな壁を乗り越えることができた。

 

22週になるまで陣痛が起こらなくて胎動を感じることができる。

お腹の赤ちゃんが生きたいって願っているんだと。

 

勝手に自分でそう思ってもう前に進むことだけ考えると決めた。

入院中、仕事の事。

入院2日目、診察以外にやる事が多かった。

 

 

仕事関係の事。

最初に破水してしまった日に上司には連絡していた。

けど自分でも状況がよく分からなったので入院する事になって決まっていたシフトは休ませてほしいと伝える事しかできていなかった。

 

改めて入院中ですぐに手術の可能性もあるし入院が長期化する可能性もある事。

産休まで数ヶ月あったけど仕事は休んでそのまま産休育休に入らせてほしい事を伝えた。

 

仕事を辞めた方が良いのか悩んだ。

職場に迷惑をかける事もわかっていた。

 

だけど正直に仕事を諦めることも出来ない事も伝えた。

 

上司は私の要望を聞いてくれて人事部に提出する書類等を用意してくれる事になった。

本心は面倒だと思ったかもしれない。

そう思われても要望に答えてくれたのが本当にありがたかった。

 

また健康保険関連の連絡もして、ここでもスムーズに手続きをしてくれた。

 

家族や病院以外にも本当にたくさんの人に支えられているんだと実感した。

同時にこの状況になるまで普段あまり周りの人に感謝の気持ちを伝えられていなかったなと反省した。

MFICU入院2日目。

MFICUに入院して2日。

毎日診察に行かないといけないので看護師さんに車いすで連れて行ってもらう。

 

感染症になっていないか、羊水が出ている量が変わっていないか等、前日から異常がないか診察してもらう。

 

破水してしまってからずっと羊水が少しづつ漏れている感じがする。

血が混じったりはしていない。

 

逆に破水している事以外は体調不良はない感じ。

 

前日と変わりがなくて胎動もあるので安心した。

 

 

長男を妊娠中はお腹に話しかけたりするタイプではなかったけどずっと胎動が気になる状態で自分の子が頑張っているのを支えたくてお腹に向かって話しかけるようにしていた。

 

昨日まで恐怖感や絶望感でいっぱいだったけど病院の対応の違いで気分が落ち着くようになった。

 

 

MFICU診断結果。

入院手続き中に旦那がやってきた。

入院先のMFICUは未就学児も家族であれば同伴可能で 長男と会うことができた。

 

しばらくしてこの病院の担当医がやってきてたくさんある書類と診断の結果を説明してくれた。

 

 

入院計画書には

 

病名:切迫流産

症状:前期破水

治療計画:安静、子宮収縮抑制剤投与、抗菌薬投薬

 

等、他にも詳細が書かれていた。

 

緊急帝王切開になる可能性があるので手術の同意書にも記入していく。

 

やはりいつ陣痛がきてもおかしくない状況に変わりはないので手術の話になると緊張感が走る。

 

新生児科と連携をとっていくとの事なので切迫流産の段階でそれは本当にありがたかった。

後日、新生児科の先生とも話をする事になった。

 

 

 

入院手続きをしている間に面会時間は終了間近になっていた。

最後に家族で一緒にコンビニで買ってきてもらった食事を一緒にした。

(転院の時間の関係で病院の夕食間に合わずにコンビニ)

 

家族で食べるご飯が美味しすぎて忘れられない時間になった。